コアファシリティ事業の一環として設置した「学内共用電子顕微鏡ネットワーク」が企画した電子顕微鏡画像を主な対象とした「実践画像解析セミナー ~ImageJを用いた電子顕微鏡画像解析~」が開催されました。

本研修では、代表的なオープンソース画像処理ソフトウェアであるImageJを用いて、主に電子顕微鏡画像解析の基礎から応用までを、座学と実習を通して実習しました。接合科学研究所・蛋白質研究所・歯学研究科・微生物病研究所・薬学研究科・協働研究所(工学研究科)・生命機能研究科・基礎工学研究科・低温センター・科学機器リノベーション・工作支援センターといった多彩な部局から合計20名の参加を得ました。

基礎編ではImageJの基本操作の説明、セグメンテーション、プロットなどの方法を、応用編ではより高度な画像処理・解析や、連続断面像からの三次元構築の方法を、実際にImageJを操作しながら実習し、Dragonfly, Amiraといった主要な画像解析ソフトウェアについても、これらの特性やImageJとの使い分け等についても解説されました。

本研修は、令和4年度にコアファシリティ推進室で公募形式で行った「企画型集合研修の開催支援」の一環として、学内共用電子顕微鏡ネットワークから提案された集合研修に対して、その開催経費を支援することで開催されました。

実践画像解析セミナー ~ImageJを用いた電子顕微鏡画像解析~ 概要と実施要項