本学の研究・教育を支える“女性”支援人材が、様々なライフイベントに出くわしながらも、やりがいや愉みを感じ、継続して働いていくために参考となる「考え方や心構え」を学び、その実現に向けた実践アプローチを学ぶことを目的に「女性研究・教育支援人材向けキャリアデザイン研修」を開催しました。合計9名の女性教職員が参加され、3/7と3/14の2日間にわたって本研修を受講されました。

本研修では特に、「自分の人生は自分がオーナーである」ことや「自分のキャリアや人生を自らデザインする」ことを主題に据え、これらの大切さを学ぶだけでなく、その実現に必要な深い自己理解を進めて、“一歩を踏み出す”ことを目的としました。また、本学の女性研究・教育支援人材の現状に良く合致するよう、部局横断型女性技術職員ネットワークと外部人材育成コンサルタント(講師も担当)とで、コアファシリティ推進室の支援の下、独自の研修プログラムを開発したものです。

独自開発の内容であり、しかも第1回となるため、内容の吟味や資料の作成もギリギリまで行い、どちらかと言えば「試行」という位置づけで開催いたしました。しかし、受講後のアンケート調査から、回答者全員からは「とても満足した」「やや満足した」との評価を受けることができ、加えて、様々な提言なども頂けました(どうもありがとうございました)。

第1回の経験や受講者からのご提言等を参考に、令和5年度には、更に内容をポリッシュした研修として再実施する予定です。研修内容の策定・検討に加わって頂いた女性技術職員ネットワークの関係者の皆様に感謝致します。令和5年度は、更に良いモノにしましょう!

最後になりましたが、研究キャリアと家族の両立に関するインタビューにお答え頂き、加えて技術系職員に勇気を与えるエールを頂きました本学工学研究科丸山美帆子教授に深く感謝致します。


令和4年 女性研究・教育支援人材向けキャリアデザイン研修プログラム 部局通知 照会文
令和4年 女性研究・教育支援人材向けキャリアデザイン研修プログラム 部局通知 実施要項

大阪大学部局横断型女性技術職員ネットワーク