本学において研究・教育支援に関わる人材が、「自らの価値観や大切にする事柄(心のスイッチ)がどこにあるのかに気づき、その“心のスイッチ”を上手に活かせるようになることで、より仕事(業務)を愉しみ、人生をより豊かにし、また、それらが仕事や人生において良い循環を生んでいくよう」になることを目的に、「研究・教育支援人材向け自己開発研修プログラム」を開催しました(11/28と11/29の2日間)。

研究・教育支援に携わる人材は、それぞれが高い専門技術を持ち、主体的に本学の研究・教育活動を支えています。これらの人材のさらなる活躍は、仕事を愉しみ・人生を豊かにするという面だけなく、本学の研究力向上においても欠かせません。

そのため、本研修は、特に本学において研究・教育支援に携わる人材向けに、コアファシリティ推進室と外部人材育成コンサルタントとで自主開発したもので、開発者である外部人材コンサルタントのオフィスFサポート吉田富士江先生が講師を務めました。

理学研究科、医学系研究科、産業科学研究所、接合科学研究所、医学部附属病院、科学機器リノベーション・工作支援センターといった全学から計11名の受講者を得て、2日間にわたって研修を実施しました。アンケート結果からは、「非常に有益であった」「有益であった」との意見が寄せられ、また、「普段は意見を交わすことのない他の部局の人と議論ができたことが良かった」や「たくさんの新しい気付きがあった」などの意見が寄せられたました。

主催者としては、「VUCA(不確実・予測不能)の時代において、大学の技術系職員に求められる役割は何か?」のグループ議論で、非常に的確かつ明確なビジョンを参加者全員が持たれていることに感動しました(下の写真4葉)。

2023年3月に令和4年度第2回(内容は同じ)を開催の予定です。また、本研修を基に、女性技術職員向けの自己開発・キャリアデザイン研修を、大阪大学部局横断型女性技術職員ネットワークと協働で開発中です。こちらも、2023年2-3月に開催の予定です。


令和4年度第1回 自己開発研修プログラム 部局通知 照会文
令和4年度第1回 自己開発研修プログラム 部局通知 実施要項