2022年10月21日に オンライン開催されました【第57回】 大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」において、科学機器リノベーション・工作支援センター/コアファシリティ推進室が、オープンサイエンス推進の一環として附属図書館やサイバーメディアセンターと共同で進める「小規模分析室向け測定データ集約システム」の頒布と活用を、古谷准教授が発表しました。

「共用研究機器は日常的に研究データを生みだす場:大阪大学コアファシリティにおける研究DX」の発表タイトルのもとに、共用機器によって日常的に生み出される研究データの流通・利活用を、DX技術を活用することでいかにして効率化させまた推進していくかについて、全学共用機器の利用推進やそれによる研究力向上の観点から発表しました。

国立情報学研究所「教育機関DXシンポ」
【第57回】 大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム(10/21 オンライン開催)

6.「共用研究機器は日常的に研究データを生みだす場:大阪大学コアファシリティにおける研究DX」
古谷 浩志 大阪大学科学機器リノベーション・工作支援センター・副センター長/コアファシリティ推進室・副室長

  発表資料
  発表の映像

これらの取り組みは、国立情報学研究所が主導し、また本学も参画している「AI等の活用を推進する研究データエコシステム構築事業」(事業期間 令和4年度~8年度)の一環として、同じく全学データ集約基盤を他大学に先駆けて本学で構築・運用するサイバーメディアセンターや、オープンサイエンスを推進する附属図書館との密接な連携・協働の下に進められています。

また、阪奈機器共用ネットワーク(大阪大学・大阪公立大学・奈良高専)においても、各機関でこの小規模分析室向けデータ集約配信システムを導入し、Gakunin-RDMを介した測定データの共有や配信、学外機関や民間企業とのデータ共有や共同研究等に活用するよう、進めているところです。