大阪公立大学杉本キャンパス(旧大阪市立大学杉本キャンパス)において、令和4年度第1回目の阪奈機器共用ネットワーク情報交換ミーティングを開催しました。

ミーティングでは、機器共用の取組の状況などについて各機関ごとに発表を行い情報交換を行いました。令和4年より旧大阪市立大学と旧大阪府立大学とは大阪公立大学として新たな大学をスタートされており、阪奈機器共用ネットワークの創立メンバーである旧大阪市立大学の関係者のみならず、旧大阪府立大学の関係者の方も参加されました。大阪大からは、新たに液体ヘリウムのリサイクルや、共用機器によって得られた測定データに関して研究データエコシステム構築などに関する発表が行われました。また、奈良高専からは遠隔機器利用技術を活用した全国高専間の連携や技学イノベーション機器共用ネットワークとの協働等について情報提供がありました。

合計16名の参加を得て、8件の情報提供が行われました。新型コロナ禍のため、対面形式での情報交換は1年ぶりとなりましたが、対面である分、非常に充実した意見交換や質問・討議ができ、非常に有意義なミーティングでした。

機関間の連携や地域での連携や相互扶助は、今後益々重要となると見込まれ、その連携・協力の基礎として阪奈機器共用ネットワークは非常にユニークかつ有意義であることを再確認できました。

令和4年度 阪奈機器共用ネットワーク情報交換ミーティング プログラム(8/31/2022)